珍しい深海クラゲ「アカチョウチンクラゲ」の生態が、海洋研究開発機構が撮影した高解像度映像などで明らかになった。体にはエビ類やウミグモ類、他のクラゲの幼生などが付着しており、多様な生物の住みかや成育場所になっていることなどが初めて分かった。赤ちょうちんに引き寄せられるのは人間だけではないようで。
アカチョウチンクラゲは直径約10センチで、今年のノーベル化学賞で話題になったオワンクラゲと同じヒドロクラゲの一種。ちょうちんように伸び縮みする。1913年にベーリング海で初めて見つかったが、十数回しか報告例がなく、分布や生態は謎だった。=動画は海洋研究開発機構提供
http://mainichi.jp/select/science/news/20081018k0000m040055000c.html
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