梅雨前線の影響で南から暖かく湿った空気が入り込んで和歌山県内は、7日未明から局地的な豪雨に見舞われた。田辺市内で水田の様子を見に行った同市秋津川、電気工事業、丸山充男さん(64)が川に流され死亡。同市湊で民家が倒壊して火災が発生、同市芳養地区で土砂崩れが起き、それぞれ1人を救出した。田辺市とみなべ町では計約200世帯に避難勧告が出た。
県と田辺市によると、満潮と大雨が重なって河川が逆流するなどしたため、田辺市の沿岸部を中心に床上約60戸、床下約150戸の浸水が発生した。南部川でも同日朝、みなべ町内ではんらん危険水位を一時超えた。【撮影・毎日新聞航空部】
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