静岡県河津町の今井荘で行われた第61期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第5局で勝ち、10期ぶりに奪回を果たした佐藤康光王将(42)が10日朝、満開の河津桜が咲く中、一夜明けて喜びを語った。
前夜は家族に電話で勝利を連絡、「おめでとう」と祝福された。また、メールも多数受けて「改めて応援していただいた皆さんに感謝したい」と語った。
王将位獲得については「少しずつ実感が湧いてきた。久しぶりのタイトルなので、かなりうれしさがある。緊張した日々が続いたので少し休みたい」と喜びを語った。
11日で満1年を迎える東日本大震災については「被災者の方はまだまだ大変でしょうが、棋士として人間として、何か少しでもできることをしていきたい」と語った。【撮影・毎日jp編集部】
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