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■郡山中央倫理法人会 第278回 経営者モ ー ニ ン グ ・ セ ミ ナ ー 6:00~7:00
日 時 平 成 2 1 年 12 月 17( 木 )
午 前 5 : 2 0 ~ 7 : 0 0 毎週木曜日 開催
場 所 ビューホテル・アネックス 3F 024-939-1112
■講話:テーマ 『中小企業の生きる道』
◇ 講 師 :郡山観光交通(株) 専務取締役 山口松之進氏
◇ 講師紹介
昭和45年 1月 郡山市生れ 昭和63年 安積高校卒業
平成 4年 3月 早稲田大学第一文学部卒業 平成4年10月 相互住宅(株)入社
平成 9年 4月 郡山観光運輸(株)入社(専務取締役)
平成10年10月 郡山観光交通(株)を兼務(専務取締) タクシー事業・バス事業担当
平成11年 4月 郡山観光運輸(株)代表取締役就任
平成12年 5月 介護タクシー“孫の手”事業開始
平成12年 9月 介護タクシー“孫の手”介護保険適用サービス開始(東北初)
平成16年 4月 外出不自由者を対象に、訪問床屋サービススタート
平成20年 6月(株)孫の手設立。代表取締役に就任。旅行事業立ち上げ
山口松之進氏の講話
27歳でもどって13年目に入ってタクシーに移って10年目になります。うちの会社の目的をグループ経営指針にまとめました。タクシードライバーは、業務に入る前に最初に必ず1時間この経営指針の話をします。平成14年規制緩和が始まる予定とといわれ、自由化の波が押しよせる。構造不況で毎年5~10%売上が下がって規制緩和がわをかけた。社内研修と称してアナウンサーを呼んだりしてしてもサービスレベルがあがらない。30歳前後のときに押しつけても無理だから自分から前に進む積極性がないとと思い始めた。気持が伝わるサービスをできる社員を選択できるかなと、、、「その人の人間性から生まれるサービス」を経営理念から感じとってもらえる行動をおこせる。「感じる力」があるかどうか。介護タクシーにとりくむことによって事故がなくなった。意識が変わったのだと思います。タクシー業界は不況になると人が集まってくる業界と言われています。自発的に社会に役立つことを知り、自負心や自覚が生まれてくる。これから社会の中で必要とされることを、いきがいある生活という観点からとりくんでいこう。介護タクシーは、病院に行くための人に、利用者に最高のサービスをしたいと始めた。最高のサービスとは「お客様が望むサービス」ではないでしょうか。生きる意欲が病気を治します。自分の思い通り人生を生きてこそ、ほんとうの好きなことをやる。多くの人の人生の後押しをできればと思います。昨年、旅行会社を興して日帰りのバスツアーを始めました。介護ヘルパー付きの日帰りバスの旅です。
ほんとうにそれでいいのかと思うことがあります。郡山駅前に立つと全国チェーンのFCの看板ばかり目につきます。日本人は地域に愛着があって人生が成り立っている。中小企業はこの地元郡山で頑張っていくしかない。人がいっぱいいて、こんな商売で良かった。人を磨かないと資本力に対抗できない、いろんな話ができて、地域を元気にできたらいいなぁ~と考えています。
今朝の出席は、27社、30名でした。