3月22日に阪神甲子園球場で開幕する第85回選抜28年ぶり2回目出場の大和広陵(奈良)は05年に県立の広陵と高田東が再編統合された県立校。センバツには広陵が出場しているが、「大和広陵」のユニホームでは初めて。出場が伝えられると、部員たちは跳び上がって喜びを爆発させた。
内田友也主将(2年)は「緊張して昨夜は眠れなかった。夢がかなってうれしい」と感激。若井康至監督(51)は「このチームで全国の相手とどこまで戦えるか、わくわくしている」と話した。
10、11年の県大会は3回戦進出が精いっぱいだったが、昨秋は4試合をいずれも無失点で決勝まで勝ち進み、近畿大会でもベスト8入り。県勢の公立校として9年ぶりのセンバツ出場を決めた。県大会と近畿大会の4試合を完投勝利し、4番も任されるエース・立田将太選手(1年)は「こんなに早く甲子園に行けるとは思わなかった。正直びっくりです」と笑顔を見せた。
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