日常の暮らしをきめ細かくとらえ、差別や戦争に反対する積極的な発言で知られた随筆家の岡部伊都子(おかべいつこ)さん(4月29日死去、享年85歳)をしのぶ会が5月31日、京都市上京区の同志社新島会館であった。 参列した約700人が、「小さな存在の命を踏みにじらない」など岡部さんが残した言葉の数々を宿題と受け止め、平和を守る思いを確かめ合った。 「岡部伊都子集」(岩波書店)を作家の落合恵子さんと編集した評論家の佐高信さんは「弱い体で、闘うべき時には絶対に逃げない人。自分の身を燃やして周りを明るくする人だった」と話し、「永遠に生かすためには、私たちも確かな言葉で思いをつづっていくことだと思う」と呼びかけた。【毎日新聞京都支局・北出昭】
投稿者: mainichi
投稿日時:2008-06-04 17:27:59.0
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